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オーストラリアの入居審査ってすごい!

先日私の会社のアドレスに全く知らない人から英語でメールが送られてきた。
いつものようにスパムかと思って消そうと思ったが、あまり文字も多くなかったので少しだけ目を通してみたww
すると、担当している物件名と入居者の名前がある!
でも送ってきた人は全く知らないし、あるサイトをクリックするように誘導されている!?
どうしたらよいか本当に迷ったが、最近ウィルスに感染して会社全体のネットワークが使用できなくなる事件も行ったので、一旦ゴミ箱に入れた。
でも入居者の名前があったので、本人になにか知っているか確認の連絡をしたところ、事情がわかった。
実は、入居者は単身赴任でオーストラリアに行っているようで、家を探すためにエージェントに依頼をした際に私の名前とアドレスを聞かれたとのこと。
入居者もまさか私に連絡するとは思っていなかったので、特に報告しなかったとのことでした。オーストラリアでの入居審査で以前住んでいたマンションの管理会社に、色々と確認をすることが普通のようなので、勉強のために協力することにした。
質問は以下の項目でした。
①家賃の額
②家賃の遅れがなかったか?
③退去時、室内はきれいだったか?ダメージはあったか?メンテンスはきちんとされていたか?
④ペットを適切に飼育していたか?
⑤管理に協力的であったか?
⑥再び借りに来た場合は、また貸したいか?
管理会社としては、これらの情報が入居前に聞けれる、入居中に発生するトラブルを起こす人を審査通さないようにすることができるので、非常に羨ましいと感じました、
私は今回のメールを初めて受けましたが、社内に数名過去に同様のメールを受けたことがある人がいました。
きっと外国ではこのような仕組みが一般的なのかなと思いましたし、日本には非常に沢山の不動産会社があるけれど、会社が違えば情報の共有は一切やっていないので非常に羨ましいと感じました。
日本の業界で情報を共有していると思うのは、金融系のブラックリストぐらいですかね。
賛否両論あると思うけど、不良入居者のブラックリストができると、管理もやりやすくなるのになと感じました。
不良入居者の対応で、何人もの社員が精神を病んで辞めていくことを防げるとよいな。
ちなみに今回メールが有ったのは「Ray  White」という会社でした。興味があるかたは参考にしてね。