住宅ローンは計画的に
今、銀行も住宅ローン以外に有力な貸し手がないので、
非常に低金利で住宅ローンを融資してくれますね。
中には1%を切る方も少なくないです。本当にこの金利で
利益を出すことが出来るのか、不思議の思うことばかりです。
住宅ローンを借りる方でサラリーマンの方は、余程の事がない
限り借りれないことがないので、今回は「自営業の方」の借り方
について、記事を書きたいと思います。
それは購入の相談を受けて、色々とお話をする中で、すぐには購入する
事が出来ない方が多数いるので、少しでも今後の参考になればと思いま
した。
理由は以下のようになります。
サラリーマンの方なら、よく広告等で見る10万円の頭金ぐらいで
借りることが出来ます。
しかし「自営業者の方」は、サラリーマンとは全然審査の基準が
違うんですよ!
銀行によって審査は違うと思うんですが、私がやり取りをしている
銀行は頭金(ここでは物件価格の20%)が必要になることが多いです。
3000万円の物件であれば、最低でも600万円は必要になるということです。
このご時勢にこれだけのお金を用意することなんて難しいですよね・・。
あと気をつけることがあります。
年収と経営をしている年数です。
年収はサラリーマンは源泉徴収票の額でわかりますが、自営業者はそのような
ものがありません。
自営業者は、毎年確定申告を行いますが、そこで経費を沢山計上することで、
年収を低くすることができます。
年収を低くすると、それに応じて住宅ローンの借入額が低くなってしまいます。
ここが自営業者の方がローンを借りる際に難関になる1つです。
あと経営の年数ですが、最低3期(3年)は行う必要があります。
先ほどの年収の件ですが、自営業者の方は3年分の確定申告の年収の平均を取ります。
これはサラリーマンのように収入が保証されていないためなのです。
なので住宅ローンを借りる年だけ、高く申告してもダメなのです。
これが2つめの難関です。
最長でも3年間かかる長い作業になりますが、これを知っているかどうかで購入できるか
どうかが全然違ってきます。
現在サラリーマンの方も独立する際には、気をつけてくださいね。(○゜ε^○)v